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リスクも考えて

留学は海外で勉強をして、現地の生活を満喫するという面でとても魅力的ではありますが、リスクがあることも忘れてはいけません。特に、世界一安全といわれる日本で生まれ育った日本人は、つい危機感のない行動をとって危険な目に合うことも多いといわれます。スリや暴行などの被害にあったという声はたびたび耳にしますし、金持ちのイメージがある日本人はどうしても海外では狙われがちです。もちろんこうした行為は外国でも犯罪なのですが、自分でも最大限に身を守るのが海外では当たり前。そうした意識をもって留学しないと危険な目に遭いかねません。海外での盗難などについてはたいていクレジットカードなどの保険が付帯されていますが、その内容は渡航前に確認しておくようにしましょう。付帯されていない場合には、保険に入っておくようにするべきです。

それ以外にも、健康面での不安もあります。外国語での日常会話がなんとかなっても、体調が悪くなったときにその症状を的確に訴えることは難しいものです。長期間の留学であれば多少の病気をすることは避けられませんし、そういったときにどうするかは事前に考えておく必要があるでしょう。特に環境が変わったことで体への負担も大きくなることも考えられますから、なんともないつもりでいても疲れがたまってダウンすることもあります。普段から体調管理に気を付けておくようにしましょう。また、人によっては言葉が通じない環境にストレスを感じて精神的に不安定になってしまうこともあります。言いたいことが伝わらず、相手のいうことも十分に理解できない状態が続き、誰にも相談できないことでさらに不安が高まって予定を切り上げて帰国してしまうという例もありますから、精神面でのリスクも考えておくとよいでしょう。こうした健康面でのトラブルで病院にかかると、とりあえず多額の費用が請求されることになります。こうした医療費は日本に帰ってから保険の請求をすることで払い戻しを受けられることもあるので、領収書などはすべて持ち帰るようにしてください。

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